気功が自己免疫疾患(ベーチェット病)の痛みを軽くした!

A・Tさん 53歳 男性 会社役員

A・Tさんは、大手化学会社で27年間コンピュータ業務に携わり、高度成長期時代を仕事の鬼となって歩んできた方です。その彼が、難病のベーチェット病を発病したのは4年前のことでした。口内炎と微熱が続いた後、左右の足首にひどい潰瘍ができて、ときどき足首に激痛が走り、つらくて夜が眠れないときもあったそうです。治療はステロイドによる薬物療法、激痛にはモルヒネに相当する鎮痛剤を投与するのだといいます。しかし、最近は鎮痛剤も効かなくなってきたのだそうです。

【疾患・症状】

ベーチェット病。足首の潰瘍による激痛。

ベーチェット病というのは、膠原病の一種で、口内炎、陰部潰瘍、皮膚の紅斑様発疹などが繰り返しが起こる慢性的な症状を示す病気で、青年期に多くみられます。免疫の異常が原因と考えられており、自己抗体が出るので自己免疫疾患と呼ばれることもあります。今までは原因不明とされてきました。

このベーチェット病は、壮絶な痛みを伴うことが多いのですが、その痛みの軽減に佐藤式気功が効果をもたらしていることを、A・Tさんの例を通して報告したいと思います。

まずお話しを聞いてみると、A・Tさんはまさに下丹田タイプとわかりました。気功による生体反応も、下丹田に強く現れました。

第1回目の気功を開始。

気を送っているうちに気がついたことは、体に無理がたたって、下丹田の力が低下してしまっていること。中丹田の力をまったく発揮していないために心の扉が閉じたままであったということです。健康であるためにも、下丹田と中丹田の扉が開いて活性化しているのが理想で、特に中丹田の力が発揮されていないとストレスに対する柔軟性を失い、アレルギーや自己免疫病を引き起こす可能性が高いのです。

当日、とても不思議なことが起きました。ベットに仰向けになってもらう前に、A・Tさんと体のことや仕事のことをお話しているうちに、足首の激痛が少し和らいだのです。

実は患者さんが当センターに入ったとたんに、痛みが軽減したり気分が良くなったりすることは珍しいことではないのです。このような激痛であっても「場」が作用して緩和されるのではないかと思います。「あれ?」「あれ?」と、A・Tさんは驚きを連発しました。

いよいよ、ベットに仰向けになってもらい、気を送り込みました。

佐藤式気功は、病気の根本である患者さんの潜在意識に働きかけるという特徴があります。この日はまず、からだに変化が出てきました。A・Tさんは足首に痛みがあると足を伸ばすことができず、仰向けになることが出来なかったと言います。そのときは、椅子に座ったまま眠るのだそうです。ところが、この日は気功時間の50分の間、ずっと仰向け状態でいられたのです。全身に広がる温かさとリラックスを感じながら、激痛が徐々に解放されていく様子でした。

「モルヒネでさえ効かないのに、なぜ気功で効くのか」とA・Tさんは何度も私に質問します。「暗示だとしてもこれだけの激痛はとれない」とも言います。気功の後半には激痛は完全に消え、足首の深部の鈍痛が残っているだけになりました。私は、今度は直接患部に手を当て気を送り続けました。すると鈍痛も消えたと言うのです。気功を受ける前までは、患部と靴下の布が触れただけで痛かったのが、普通に歩いても痛くないと、A・Tさんは驚きを隠せません