「統合医療推進プロジェクトの立ち上げ」 善衆会病院 ゼネラルマネージャー 芦田敦子さん

善衆会病院は、佐藤気功センターとホームページを相互リンクさせて頂いている民間病院です。群馬県前橋市にあり、「週刊朝日」増刊号の「いい病院整形外科編」では平成17年度2位に選ばれるなど、地元でも評判の高い病院と聞いています。芦田さんは病院内でゼネラルマネージャーとして活躍しています。

医療者が患者となった日

忘れもしない昨年(平成一七年)の八月のことです。いつものように精力的に病院内の仕事に取り組んでいた午後、急激に下腹部の痛みに襲われ、そのまま診察を受け、点滴治療が始まりました。一時間位経っても、いっこうに治まらない痛みを医師に訴えると〝とりあえず痛みを抑えるため“ということで痛みを止める薬を注射してくれました。

そして、しばらく後・・・。
ショックを起こし、一気に血圧が下がりはじめました。呼吸が出来にくくなり、冷や汗が流れ、目が回り、しびれ、離人感がでてきて、周りの医療スタッフの行動がゆっくりにみえてきました。その次は現実からあの世の世界(?)への第一歩を踏み出そうとした瞬間に、閃光が走り、また一気に新鮮な空気が入ってきて、助かりました。

多分、私の体験は周りの人から見ると一瞬の出来事だったのだろうと思います。しかし、よく聴く、気持ちよくてすばらしい臨死体験とは違い、ただ恐怖感だけが後に残ったため、その後から苦しい苦しい精神的な後遺症に直面することになりました。

パニック発作、不安、恐怖との闘い

下腹部痛は治まり、身体の検査の結果は異常のなかった私でしたが、次の日から発作が始まりました。前ぶれもなく、突然不安が襲いかかり、呼吸もままならず、立っても座ってもいられず、声も出ない。助けを求めたくても、夫や子供たちの顔さえ、怖くて怖くて・・・。
ただ、怖くて怖くて自分が狂気の世界に行ってしまったのか、と思い「死」の文字が繰り返し頭に浮かびました。

西洋医療の限界

知り合いの医師に相談し、心療内科に受診を勧められ、意を決して行ってみました。診断名は「パニック障害」又は、「自律神経失調症」とのことで、「どっちか選んでいいよ」と言われました。そして1年半は飲み続けるように言われ、大量に出された、抗不安剤と坑うつ剤。その日から、何も考えずに飲み始め、確かに薬のおかげで発作はなくなり、発作の恐怖は緩和されました。その代わり、私の思考は止まり、一日中ボーっとし、生きるエネルギーはなくなり、私が私でなくなった日々となりました。

そうして二週間経った頃、親友の一言から私の「生」への挑戦が始まりました。「あっちゃん、出ておいで。私が迎えに行くから。魂の治療を受けてみよう」と、同じ病院でコンサルタントとして働いている横山正美さんの温かい申し出でした。

父や叔父を医師にもち、自分自身、看護師・保健師・助産師の資格も持っており、大学院で心理学も学んだ私は、それまでどちらかというと西洋的な医療のほうに偏った人間だったと思います。確かに、今回のことも最初の段階で激しい症状を一旦止め、落ち着かせてくれたという意味において薬物治療は(最良な治療かどうかは別として)効果的ではあったと思います。しかし、この一連の体験は、身体だけを診て、正常か異常か検査値で判断し、診断名をカテゴリー分けして、病名をつけ、大量に薬を出す、という西洋医療の限界を思い知りました。

魂の治療へのアプローチ

横山さんからの紹介で、整体、気功《埼玉県本庄市 横山総合治療院(横山栄一先生)・・・佐藤眞志先生のご友人》を受けに通い始めました。その他にも、パワースポット(岩手県の金田一温泉緑風荘など)といわれるところに行きエネルギーを感じたり、アロマテラピーや漢方お香を焚いたり、ヒーリング音楽を聴いたり、精神世界の本を片っ端から読んだり・・・。呼吸法も試しました。ハワイのチャック・スペザーノ心理学博士が体系付けた、魂にアプローチする「ビジョン心理学」も勉強し、自分の親兄弟関係の改善にも取り組み始めました。夫の支えが何より一番効きましたが、心理カウンセラーでもある親友の横山正美さんのカウンセリングも魂の治療に大変有効でした。

佐藤式気功との出会い

魂の治療に取り組み始め、薬は自然と減り、約1ヵ月後には全く飲まなくても日常の生活は送れるようになりました。しかし、まだいつも薬は持ち歩いていなければ安心できず、仕事にも復帰できない状況にありました。そのころ、横山正美さんから「そろそろ、今のあなたに適した本物の治療を紹介するね」とのお話があり、ご紹介を受けたのが運命の出会い「佐藤式気功」だったのです。

佐藤先生と最初にお会いしたときは、正直に申し上げると大変に恐れを感じました。というのは、治療を受けると、自分自身が解放され、幸せにならなければいけないのだ、と強く感じたからなのでした。「幸せが怖い」などというと、読者の方には不思議に感じられるかも知れませんが、そのときの私は究極の罪悪感にさいなまれており、自分のような人間が生きていることさえ申し訳ない気持ちであり、幸せになるということ自体がこの世の地獄のように感じていたのでした。

そのような私の気持ちを超越し、佐藤先生は優しく力強くたおやかに受け止めてくださり、1回目の対面式は無事に終わりました。一回目の気功を受けた直後から、私の精神的な不安定さは劇的に軽減していきました。佐藤式気功を勝手に恐れていた自分が信じられないくらいでした。

「生きる力がわいてくる スピリチュアル気功」より引用 佐藤眞志著 ハート出版