「佐藤式気功体験後のO-リングテスト診療の変化」 黒部市民病院 小児科 竹谷徳雄さん

富山県の黒部市民病院小児科の医師である先生は、O-リング診療の認定医として活躍されています。今回は佐藤式気功を利用した「気功の紙」の作成により、O-リングテスト診療として独自の治療法を編み出し、効果をあげていらっしゃいます。

『スピリチュアル気功』に出会い,佐藤式気功で体外離脱ができる可能性があるということを知り、もし実現できるとすれば,ハイア−セルフに出会うことができ,これまでのストレスに満ちた生き方に変化が現れるのではないかと期待して,H.16年12月25日に佐藤式気功を体験しました。私自身体は5回の施術で体外離脱には至りませんでしたが,小児科診療の一環として行っているO-リングテスト診療の内容に大きな変化が見られましたので,その経緯をまとめると共に気功について考察してみました。

小児科でO-リングテスト診療を行う際,常に問題になるのが,子供が長時間じっと座って検査に協力できるかどうかという点です。特に自閉症などの発達障害の児童では,新しい事への拒否反応も加わり本人で調べる事は非常に困難になります。その対策として,本人が落書きしたHandwritingや,毛髪に含まれる情報から病態を推測することを行ってきましたが,それらに患者情報が十分に含まれているとは限らず,限界がありました。そんなことで,患者ごとに作成し治療に用いている「気功の紙」に患者情報が含まれるかどうか調べております。

紙などに気を転写できることは,O-リングテストの創始者であられるニューヨーク在住の大村恵昭教授が1990年初めに論文に発表され,治療に応用されておりますが,重ねた紙に気功エネルギーを蓄えた場合,同じ面の一方がO-リングテストで筋力が強くなるプラス(+)の反応を示すようになり,反対の面は筋力が弱くなるマイナス(−)の反応を示し,極性を持つようになります。(+)の面は生体にとって有益な作用を及ぼす一方,(−)の面は全く正反対の性質を示します。
その臨床的効果の違いを大村先生の論文から引用しますと,(+)の気は,

  1. 血液循環を改善(血管拡張)し,血中・組織のトロンボキサンB2(TxB2)を減少させる。
  2. 疼痛を軽減〜消失させ,血中・組織のサブスタンスP(Sub-P)の減少やβエンドルフィン(β-End)の増加をもたらす。
  3. 筋力を増強し,
  4. 筋の痙攣を柔らげる。
  5. 薬の病巣への取込みを亢進させる。
  6. 正常細胞のテロメアを増やし,癌細胞のテロメアを下げるなど多彩な作用を発現します。

一方(−)の気は,①血液循環を障害(血管収縮)し,血中・組織のトロンボキサンB2を増加させる。②疼痛を増強し,血中・組織のサブスタンスPの増加やβエンドルフィンの減少をきたす。③筋力を低下させ,④筋の痙攣を強める。⑤薬の病巣への取込みを低下させる。⑥正常細胞のテロメアを減らし,癌細胞のテロメアを上げるなど正反対の作用を及ぼし,貼る面を間違えると良くなるどころか反って悪くなる可能性があり,治療上重要なポイントであることを報告しておられます。

以前は,「気功の紙」を大村恵昭教授が1992年に発表された論文に沿って,光や患者さんを鮮明にイメージして作成していました。その具体的方法は,大村先生が有名な中国人気功師を対象に,気功中に見られる経絡上に現れる特異な変化を調べ,そのような変化を引き起こすに必要な条件を列挙されたもので,

  1. 下丹田として一般に知られている下腹部,特に気海よりは石門に当たる臍より下に意識を集中させる【意守丹田】
  2. 腹部を緩め,深くゆっくり呼吸する
  3. 肛門括約筋を収縮させて,できるだけ高く肛門を引き上げる
  4. 大きな輝く光の球体をありありと心に描く ( visualizing )
  5. 光の球体が患者の病的部分を被う様に,ありありと心に描く
  6. (上記の5ステップ全てを同時にしながら)指,叉は指と手をちょうどチューブのような形を作って,患者の病的部位に向ける

以上のような方法を用いて気を出し,「気功の紙」を作成してきましたが,能力の限界もあり,(+)の面にはある程度治療効果のあるエネルギーを蓄積できましたが,患者情報は乏しく,海馬や扁桃体が本人でみると明らかに障害されているにもかかわらず,「気功の紙」からはそれらの情報を引き出すことはほとんど不可能でした。そんな折,O-リングテストの介助者をつとめる気の感受性の強い自分の妻にも是非佐藤式気功を体験してもらいたいと考え,H.17年3月6日に第1回目の施術を受けてもらいました。その時は特に変化がなく不思議な気功という印象のみでしたが,5月9,10日に第2,3回の施術を受け,3回目に体外離脱準備段階に達し,現実感が消失したような変性意識状態を体験しました。そのまま体外離脱したと思われますが,未知の体験への積極的な興味のなさが踏み止まらせたのかもしれません。その後は家庭に不幸があって中断してしまいましたが,妻が作成する「気功の紙」に変化が現れてきました。

第3回目の気功を受け,変性意識状態を体験した後では,「気功の紙」の作り方が大きく変わりました。対象者の最善を願って,その人の顔をありありと思い描き,意識して気を入れるのに替わって,その人に相応しいエネルギーが与えられるよう,その人と一体化し,同化して自他の区別がない夢うつつの変性意識状態に陥るのを,祈るような気持ちでひたすら待ち,達成できた時点での「気功の紙」には,両面にそれぞれ異なった生体情報が含まれるように分かれ,(+)面には機能の良い方の左右の脳のいずれかの生体情報が十分に含まれ,(−)面には悪い方の脳の情報が十分含まれる事が判明しました。

「生きる力がわいてくる スピリチュアル気功」より引用 佐藤眞志著 ハート出版