「ここまでわかった『気』の科学」掲載 著 東海大学教授 電気通信大学名誉教授 佐々木茂美 ごま書房

kinokagaku

「気」を受けた人の体に”変化”が生じた

以下抜粋―。
さて、実際に「気」で体がどのように変化を示すのか、その一端をご紹介しよう。
佐藤式という特殊な気功法がある。これは、「気」の送り手がいったん受け手と意識のうえでつながれば、あとは送り手が自由に行動しながら「気」を送ることができるというきわめて独特な気功法である。それをマスターしているのが佐藤眞志氏である。

― 中略 ―

この時受け手は33歳の女性も21歳の男性もAPGインデックスは減少している。女性のほうでいえば、APGインデックスは21減少し、同時に脈拍も測定していたが、脈拍のほうは13増加していた。通常の変動幅は、APGインデックスが15未満、脈拍は8未満とされているので、その幅を大きく超えていることになる。つまり、ふつうでは起こらないはずの生理的変化が生じているのである。
またAMIで測定したほうは、女性のほうはAPもBPもそれ程大きな変化を示さなかったが、男性のほうはどちらも大きく変化した。特に経絡系の機能を反映するBPのほうに常識を越えた変化がみられたのである。

― 中略 ―

「気」の送り手と受け手は”同調”する

このような変化からどんなことがいえるだろうか。
確実にいえることは、「気」を受けることで、体の状態に変化が起こっているということである。この実験のときも、受け手の男女に、通常の状態で生じる変化の幅をはるかに越えた変化が起こっていた。その原因は、「気」以外には考えられないのである。

― 中略 ―

こうした結果から、どんなことが解釈されるのか。その答をこれからも探していきたいと思っているが、くり返しお話ししているように、「気」が生体に影響を及ぼしていることは、私のこれまでの実験結果からも、確実にいえることである。