「身軽にいきましょうや」掲載 著 町田宗鳳 説話社

machida

できるだけ「気」の重心をさげる

「悩みを持っている人こそ幸せになれる」と力説する著者が、今まで抱えてきた問題をどう受け止め、軽やかに生きるか説いた男女のための生き方セッセイ。

私自身は、座禅を好んで実践していますが、ほかにも自分の中のエネルギーを高める方法は、いくつもあります。そのひとつとしてまったくシンブルで、誰でも今日からできる気功法を紹介しておきましょう。それは佐藤式気功と呼ばれるもので、佐藤眞志さんという元原子力技師が編み出した方法です。

まず横になって、タオルケットなり、毛布なりを体にかけます。目も小さなタオルで覆います。ズボンやスカートを緩めて、おなかの部分に両手を当てます。そして、「温かい」と口で言って、そしておなかの中から、温かいものがわいてくるのを待ちます。自然にわいてくるのを「待つ」のがコツです。

その「温かい」モードを10分間続けたら、次に「涼しい」と言って、胸のヘンに涼しいものが広がるのを感じてください。下半身は、温かいままです。その「涼しい」モードを10分間続けたら、もう一度「温かい」モードに戻り、合計30分間で終わりです。

決して自分を暗示にかけるというわけではないのですが、自分の中に元々ある「気」のエネルギー、私の言う「原始力」が活発に動き出すように意識するだけです。

それで、どうなるかと言えば、まず「気」の重心がさがります。現代人の大半は、重心があがりすぎます。胸から上、首から上という人が、ほとんどだと思います。それでストレスの原因であり、重心が高いだけで、イライラします。うつ病や引きこもりなどの心の問題を抱えている人の場合も、たいていは重心が相当、高いところにあがってしまっていると考えてよいでしょう。

脳卒中やガンなどの現代病も、むやみに重心が高くなるようなライフスタイルを続けていることに一因があると言えます。重心をさげるだけで、薬を飲まなくても治ってしまう病気が、けっこうあるように思えます。

パソコン関係の仕事をしている人が、長時間電磁波を浴びるため、さまざまな不調をきたしていました。肩凝りがひどく、熟睡できないなど電磁波特有の症状です。それが、佐藤式気功を実践しているうちに、電磁波がぜんぶ足の裏に流れていくのが感じられ、それまで悩まされていた症状がぜんぶ消えてしまったそうです。

オリンピックに出るような第一線の水泳選手の中でも、佐藤式気功を受けている人がいます。激しい練習で疲れた全身の筋肉を解きほぐし、新たな活力を生み出すのに、おおいに効果があるようです。

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