ほんとうの自分、そして宇宙意識へとつながる入り口がそこにある

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私が佐藤先生の気功と出会ったのはほんの数ヶ月前のことですが、初対面の日からなぜか、ずっと以前から知り合いだったような親しみを感じたのを覚えています。

先生の人なつっこい笑顔、元電力会社のサラリーマンという経歴を彷彿させる少々堅くてまじめそうな物腰を前にすると、目の前の人物がとてつもない特異な能力を持った気功師だとは、にわかに想像することができませんでした。でも、地に足の着いた感じというのか、その普通っぽさこそが信頼できるように思えました。気という目に見えない未知の世界に接するときのある種の不安感、それを払拭してくれるのは、やはり気功師本人の人柄に負うところが大きいと思います。少なくとも私の場合はそうでした。

佐藤式気功の存在は、気功歴の長い友人に薦められて読んだ「遠隔気功の驚異」という本の中で知りました。私は3年程前から瞑想を続けており、気功についても多少は知識があったので、この本に書かれているような遠隔気功の世界について疑いは持っていませんでした。とはいえ、そこに紹介されていた佐藤式気功のユニークさには目をみはる思いがして、ぜひ一度体験してみたいと思ったのです。

体外離脱を起こす気功という驚くべき特徴がある佐藤式気功。この気功は身体的な癒しに効果的なだけでなく、特に精神作用に働きかけて、その人の未知の能力を開発する力にすぐれている気功だといえます。私は長年ライターという仕事を夢中で続けてきましたが、少し小休止してこれから先の自分のやるべきこと、本来の使命とはなにかを見出したいと考えはじめていたところ、佐藤式気功のことを知りました。この気功によって気の感受性を高め、精神的な能力を高めることで、何らかの光明が見出せる気がしたのです。

佐藤式気功には他の気功には見られない独創的な面がいくつかあります。 まずいつもながら驚かされるのは、先生は気を送っている間も普通に受け手の私に話しかけたり、時にはかかってきた電話に応えたりすることができるということです。送り手と受け手の間に一度気のコネクトができると、あとは蛇口から水が流れるように、受け手に向かって気が流れっぱなしになるようです。たしかに、私が気を受けてお腹の底から温かくなっているとき、その温かさが会話によって途切れることはありません。

佐藤気功センターに通いだして私が最初に受けたのは、基本的なコースといえる温かいモードと涼しいモード。これを佐藤式気功では、アナログモードと呼んでいます。温かいモードとは、下丹田に作用する収縮気で、温かさや安定感が下丹田のあたりから湧いてきて、腹部を中心に全身に温かさが広がっていきます。涼しいモードでは、中丹田に作用する拡大気が働き、胸の中丹田のあたりからすずしさが湧いてきて、おだやかなリラックス感に全身が包まれます。この温冷のモードを繰り返すことによって、徐々に気感が高まっていきます。私の場合も、気功を受け始めて初期の段階で、あたたかいモードのときにお腹の底から熱いようなエネルギーが湧いてくるのを感じました。

これらのアナログモードに対して、収縮気と拡大気をはっきりと数値化したデジタルモードというものがあります。私も最近では、このデジタルモードで気功を受けることが多くなりました。アナログとデジタルの違いは、例えばアナログの温かいモードと、デジタルの仕事モード(収縮気60%・拡大気40%)を比べたとき、前者が漠然とした温かさの広がりを感じるのに対し、後者はもう少しはっきりとした温かさとともに、活動意欲とか元気が湧いてくるような感じです。ストレスを抱えつつ頑張らなくてはいけない私たち現代人にとって、この仕事モードは、まさに救いとなる癒しの道になる気がします。

佐藤先生によれば、このデジタルモードという発想も、あるとき天啓のようにひらめいたそうで、実際やってみると受け手の評判もよく、佐藤式にさっそく取り入れたそうです。 そうやって、この気功はどんどん充実が図られ、進化をとげていくのでしょう。

また佐藤式気功では、対面式も遠隔も、あるいは一人でトレーニングするときも、お腹に手を当てて行いますが、これも佐藤式の大切なポイントです。というのは、この気功が下丹田と中丹田のバランスを重視するためで、こうして下丹田を常に意識させることにより、常に下丹田の充実を図りながら中丹田の開発を進めていくわけです。

通常気のレベルが上がり、中丹田が活性化すると、現実離れした浮遊感や肉体感覚の喪失感を感じるようになります。いわば深い瞑想状態から体外離脱準備段階に入っていくわけですが、そのときに常に下丹田に手を当ててそこに意識を持っていくことで、肉体と意識体のつながりを保ちつつ、安定した精神状態で体外離脱を可能にするのです。ただ単に変性意識状態になり、糸の切れたタコのように意識を離脱させるのではなく、意識体を自分でコントロールすることが必要なのです。そういう点からも、臨死体験までしなくても、佐藤式気功であれば安全に体外離脱旅行することが可能だといえます。

私は、何度か対面、遠隔気功を受け、時間が許せば、午前中に仕事モード、夜寝る前はお休みモード、気分的にゆったりとしたいときは、あたたかいモードを選ぶなどして、一人でトレーニングをしています。今のところ、私自身はまだ体外離脱を体験したわけではありませんが、心の状態の変化は感じています。時々、自分は何かとても大きな存在に守られているような、安心感を感じることがあります。生きている以上、ストレスと無縁ではいられませんが、以前よりいらいらするということが減っているような気がします。そんな状態で人と接していると、周りの人たちにも心地よさが伝わっていくのか、思わぬすばらしい笑顔に出会う回数が増えました。

「世の中には戦争やいやな事件がいっぱい起こっているけど、この気功を通して誰もが宇宙の本質=サムシング・グレートとつながっていることを感じるようになれば、トラブルのない平和な世の中になると思っています」いつもそう語る佐藤先生です。

佐藤式気功は一人一人の受け手の内なる本質の領域にコネクトし、必要なエネルギーを外界からも内界からも送り込みます。それは呼び水のように、受け手自身でサムシング・グレートとつながるためのエネルギーを自分の内側から湧き出させてくれるのではないでしょうか。佐藤先生は気功を通して私たち一人一人をサポートし、内なる自分を成長させるガイドだと思います。

それにしても、混迷の時代に、この不思議な気の使い手を地上に遣わした、大いなる存在の意思を思わずにはいられません。

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