SATOメソッドの大きな特徴

SATOメソッドは気のエネルギーを扱うので、中国気功などとよく比較されます。けれども、中国気功や太極拳をやってきた人からこう言われることが多いのです。「これは今までの気功と全く違う」「こんな体験初めてだ」と…。

中国式気功や太極拳は厳しい訓練や時間をかけて、肉体的・精神的バランスを整えますが、だれでも、どこでも、いつでもできるわけではありません。しかし、SATOメソッドでは、だれでも(病気や体力のない人など)、どこでも(仕事中や人ごみの中、緊張する場所など)、いつでも一度体験すると、その日から時と場所に関係なく、人にも気づかれずに、自分でできるようになります。

SATOメソッドは体の内側から湧いてくる気で体と心と魂とのバランスを調整します

心と魂とのバランスを調整

一般の気功やレイキなどは、外界の気(宇宙の叡智と大地の力から)を体内に入れるため、呼吸法肉体訓練イメージなどのテクニックを使っています。ところが、SATOメソッド(佐藤式気功)は特別なテクニックを必要とせず、「浄化・再生」と唱えたり意識するだけで、内界の気(サムシング・グレートから)と外界の気(宇宙の叡智と大地の力から)が体内に入ってきます。

SATOメソッドは内界の気と外界の気を利用しますが、外界の気による一般的な気功と相反するものではありません。伝統的な中国医学では、気の不足が病気の原因とされており、SATOメソッドの考え方もその点で変わるところはないのです。むしろ、SATOメソッドは内界の気によって外界の気の治療法・健康法をサポートし、それらを調節するシステムを持っているのです。

SATOメソッドには、内・外の気のバランスを調整するシステムがあります。

「収縮気」「拡大気」があり、2つの気の働きで幸運体質に!

SATOメソッド(佐藤式気功)では、気には性質や働きの異なる二種類の気があると考えます。それらを内界から湧いてくる「収縮気」と「拡大気」と名付け、この二つの気の働きを上手にバランスよくコントロールすることで、心と体の不調を整え免疫力を高めることが出来ます。

この考え方は、SATOメソッド独自のものです。

内界から湧いてくる収縮気と拡大気の2つの気の働きを知ることがきっかけで外界にも収縮気と拡大気があることを知りました。

収縮気

収縮気

意識を身体に集中させる気

交感神経に作用し、身体のエネルギー代謝を高め体力を増進し、精神的にはヤル気を起こし積極的にさせます。

暖かさと充実感を伴う気が下腹部からわいてきます。エネルギーが収縮して腹に集まった感じを受けます。

拡大気

拡大気

身体から意識を解放させる気

副交感神経に作用し、身体のエネルギー代謝を基礎代謝まで抑えることで熟睡効果を高め、精神的には安らかで穏やかな気持ちにさせます。

涼しさと開放感を伴う気が、胸部からわいてきます。

SATOメソッドを始めると、下腹部から収縮気が、胸部から拡大気が同時にわいてきます。収縮気と拡大気は体内で融合し、そのとき、収縮気が気を安定化させながら、拡大気が無限に広がりを持つように、二つの気が働きあいます。

こうして、SATOメソッドを進めていくと、内・外界の気が働きあい、少なくとも自分の周辺の外界(自然界)から浄化が始まり、それにより、浄化された収縮気と拡大気が、再び頭頂部から呼吸や自律神経に連動して自然に体内に入ってきます。

これこそ素晴らしい気の還元・循環システムといえます。

「気の重心」を足うらまで簡単に下げるので心身ともに安定する

「気の重心」と体感イメージ

「気の重心」とは一般的に「臍下丹田(せいかたんでん)」のことを言いますが、SATOメソッド(佐藤式気功)では、この気の重心が足の裏にあるとき(足うら重心)、最も安定していると考えます。

このとき身体は、下から引っ張られるような感覚や、足裏が床に吸い付くような感覚があり、心身ともにとても軽く感じられ安定します。

気の重心
頭 上下半身がとても軽く不安定、上半身は過度の緊張。地に足がつかず浮いている感覚もある。
下半身が不安定で、上半身は緊張。半健康状態。東洋医学では「未病」という。
お 腹臍下丹田(せいかたんでん)とも呼び、古来から健康の指標になっている。下半身が重く、上半身が軽い安定感。
足 裏足裏に吸盤が着いているような、大地に引っ張られているような身体感覚で心身ともに安定している。足裏だけが重く、全身が軽い安定感。
地球の中心全身がさらに軽くなり、呼吸も深く、心身の安定感が更に高まる。
宇宙の中心信じられないほど体が軽い。呼吸が深く幸福を感じる。潜在能力が発現され、集中力、直感力が高まる。瞑想しながらビジネスができる感覚。

SATOメソッドのモード

浄化・再生モード

基本形のアナログモードとデジタルモードを統合し、パワーアップしたモードで、さらに内界の気と外界の気を同時にコネクトし、同時に二つの気のスイッチをONにしたものです。この新しいモードは、気を感じにくいタイプの人でも早い段階で実感でき、伝わり方も早いというメリットがあります。これまでの基本モードが穏やかな印象があるのに比べ、気の広がりや深さ、安定感が増したと感じる人が多いのも特徴です。

基本モード

SATOメソッドの原型である佐藤式気功では、基本形として、収縮気と拡大気のバランスを感覚的にとらえてコントロールする「アナログモード」と、デジタル化してコントロールする「デジタルモード」を設定しています。これらを目的や状況に合わせて使い分けていました。

アナログモードデジタルモード
深いリラックスと開放感がどんどん広がっていき、限りない安心感と安定感をもたらします。収縮気と拡大気のバランスをデジタル化してとらえたもので、状況や目的によって使い分けることが出来ます。

さらに進化するSATOメソッド

SATOメソッドは、これまでの佐藤式気功で行ってきたモードの進化形として「浄化・再生モード」へと成長しました。

気のパワーが、質量・スピードともにレベルアップし、今後、どんどん進化するメソッドだといえます。

受療者の中には、気に対する感受性の低いタイプの方もおられます。気を送っても殆ど感じられないタイプです。
ただ、それは先天的に感じられないというよりも、過度のストレスにより脳が認識できない場合が多いようです。

この感受性の低いタイプの方々に対して、「浄化・再生モード」の登場により「体がゆるむ」と感じる方が増えてきました。
この感覚は、気の感受性のレベルが高まるときの過渡期的身体感覚のようです。

SATOメソッドの基本モードと進化モードについて、詳しくはこちら

SATOメソッドは「生きがい感」を高めるハッピーメソッド!

2006年より、立教大学コミュニティ福祉学部 濁川孝志教授を中心に、専修大学社会体育研究所の安川通雄先生と共同で、SATOメソッドの「死生観」や「生きがい感」などスピリチュアルな価値観への影響について、実験が行われました。

実験の結果、SATOメソッドの受け手は「生きがい感」が高揚し、霊的な意味も含めた「生活の質の向上」とSATOメソッドとの関連性が高いことがわかりました。
「死生観」に関しても、高める方向にシフトしました。

このような結果から、SATOメソッドは人間のスピリチュアルな価値観に影響を及ぼし、生きがい感や幸せ感が得られる方法であるということが認められています。

立教大学コミュニティ福祉学部 濁川孝志教授のお言葉

自己トレーニングでステップアップ!

SATOメソッドのこれらのモードは、自己トレーニングを行うことによって更なるステップアップがのぞめます。

自己トレーニングを本格的にマスターしたい方は、事前に対面式外気功を受療されることをお勧めします。5回受療することにより、80%以上の人の気の重心が足裏に下がります。

また佐藤気功センターでは、自己トレーニングをより効果的にするためのアイテムを販売しております。

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あなたは中丹田タイプ? それとも下丹田タイプ?

長年の施療経験を通した気功的見地からいえば、人は、肉体的にも性格的にも相反する2つのタイプに分けられるように思います。SATOメソッド(佐藤式気功)では、そのひとつを「下丹田タイプ(収縮気タイプ)」、もうひとつを「中丹田タイプ(拡大気タイプ)」と呼んでいます。

中丹田

拡大気タイプ。胸腺の真下にあります。拡大気に対応。

中丹田タイプの人 (色白・ぽっちゃり型)
長所 : 優しい。いたわりの心を持ち、周囲への気遣いがある。持久力がある。
短所 : 体力が乏しくストレスに弱い体質と性格。

中丹田・下丹田

下丹田

収縮気タイプ。おへそから数cm離れた下腹部にある丹田。収縮気に対応。

下丹田タイプの人 (色黒・やせ形、または過度の肥満)
長所 : 体力があり、ストレスに強い体質と性格を持つ。活動的。
短所 : 肉体的にも精神的にも感受性にかける部分があり、病気に気付くことが遅い。

SATOメソッドの役割は、内・外界の収縮気と拡大気によって、細胞の新陳代謝を内側から促進し、自らの潜在意識を浄化し、体と精神を健全にしていくことです。

下丹田と中丹田

気の重心を簡単に「足裏」まで下げ、グラウンディングさせよう

私たちは「気」のエネルギーに包まれていて、このエネルギーの取り巻く場所によって機嫌が悪くなったり、不安になったり、最悪の場合病気になったりします。グラウンディングとは、このエネルギー(SATOメソッドでは「気の重心」と呼んでいます)を足裏まで下げることで、安定し、気の流れを調整し、魂と心と体のバランスをとることをいいます。気の重心が従来の丹田より下がるのはSATOメソッド独自の内界の気が働いているからです。

一般の多くの気功では、丹田に重心を置くことを重視しますが、SATOメソッド(佐藤式気功)では、この気の重心を足裏まで簡単に下げられ、グラウンディングさせることによって、あらゆる場面(芸術、スポーツ、学習、育児、家事、介護、あらゆる仕事)で最高のパフォーマンスを発揮できます。