私が求めていたものに出会えた!

T・Wさん 50歳  女性

今年の2月に父をなくし4月に会社を辞め、何か流れを変えたいと思っていた頃、知人から「気功全書」を見せて貰いました。分厚い、まるで気功師の百科事典とも言うような本に何十人も気功師が紹介されていました。その中に佐藤先生の名前がありました。中国式気功が多いなか佐藤式気功は特異な存在でした。外気功って?内気功って?体外離脱ができる?そんな好奇心から佐藤気功センターを尋ねたのは6月中旬でした。

ベットに横になり下腹部に手を当て,意識をそこに集中させる、それだけでした。その後佐藤先生が温かいモードをコネクトすると、下腹部の下から温かい気が湧いてきて波紋を描くように体全体に広がってきました。次に涼しいモードにすると、まるでコタツのスイッチを切ったように段々温かさがなくなってきて、気持ちのいい涼しさに変わりました。

再び温かいモードになると、最初の時の温かさと違っておだやかな温かさを感じました。春の日差しのようなやさしい感じです。これが私の初めて体験した佐藤式気功の対面式でした。ただ横になって下丹田に意識しただけなのに…なんとも不思議な体験でした。「初めて対面式外気功を受診する患者さんに対しては、次のような手順で50分間行います。温かいモード(10分)→涼しいモード(10分)→温かいモード(10分)→涼しいモード(10分)→温かいモード(10分)」

3回目で初めて瞑想モードを体験しました。2回目の涼しいモードのあとに瞑想モードを組み入れての体験でしたが涼しいモードよりさらに涼しさが強くなり、あたかも深い海底に沈んでいるような感覚でした。そのときは60兆の細胞がとても深く癒されている感じでした。その後徐々に自分の意識が海の底から上昇して水面にいる感じがあり、そこは非常にきれいなダークブルーの世界でした。この世界だったらいつまで居てもいいかななどと思ったものです。「瞑想モードを組み入れての手順はつぎのように50分間行います。温かいモード(10分)→涼しいモード(10分)→温かいモード(10分)→涼しいモード(5分)→瞑想モード(10分)→仕事モード(5分)」

5回目に瞑想モードを体験したときは、体が水面でなくて空中に浮いている感覚でした。この違いはどこにあるのか、重みなのか何なのか、ただのイメージなのか?頭に描かれる景色はそうなのよ。毎回違う感覚を体験するたびに、これは何?どういうことなのか?これでいいの?などと思いながら帰りました。(瞑想モード感覚をしっかり認識するともうひとりの自分を感じることができます。逆に、もう一人の自分に気づくためには体も頭も休眠状態になる必要があります。T・Mさんは初めての瞑想感覚に一時戸惑いを感じたと思われます。)

週に1回の対面式外気功を終え、つぎは遠隔気功にチャレンジしました。(週に3回遠隔気功を受ける)

最初受ける前はうまく行くだろうか?すごく不安でしたが、おもしろいように「温かい(10分)→涼しい(10分)→温かい(10分)」がはっきり感じられうれしくなりました。ただ残念なのは「温かい(10分)→瞑想(10分)→温かい(10分)」は感じることができませんでした。また、私の体調や環境等により、はっきり感じられないこともありました。例えば、暑いからと扇風機を掛けたまま遠隔を受けると風が邪魔してうまくキャッチ出来なかったり、途中で寝てしまったりといろいろとアクシデントもありました。

最後にストレスによって体や頭が緊張してしまう毎日の自分、今まで健康になるためと体を動かしたり、音楽を聞いたり、他の気功や瞑想を習いストレス解消に努めてきました。しかし、佐藤式気功を体験することにより、今までの健康観がみごとに崩れてしまいました。雑念のない深いリラックス状態,熟睡した感覚を体験することにより、本当の健康を知りました。佐藤先生は、佐藤式気功は60兆の細胞を一旦休眠状態にして、その間に疲れきった細胞を修復してから新陳代謝を高め、体と心を元気にするのだといいます。いまは納得して自己トレーニングに励んでいます。