岐阜セミナーを振り返って

岐阜は日本列島の中心であり、人間の体であれば丹田に位置するという。中大の吉村先生のご提案で岐阜羽島にある(株)高陽社殿にご縁をいただき、私と2人のスタッフ(吉村先生、酒井さん)と33名の上級者の方達がこの日本の中心に集まる。11月12日~13日にかけての1泊2日の岐阜セミナーを行うためである。

岐阜羽島駅に到着し、ホテル高揚に着いた時はすでに一部の上級者の人達が到着していた。みなさん、今日の日を楽しみにしていたのか、とても表情が明るい。「ひさしぶり、早いね、いきいきしているね」と思わず声をかけた。参加者の中には半年ぶりの人もいてとても懐かしく思った。午後6時からの受付なので、1時間早く会場に着いたのに、それよりも早く到着している、みなさんのセミナーにかける意気込みを感じた。さらに驚いたのは案内書に書いておいた「名刺を持参のこと」をすでに実行し、各自が名刺交換をしているではないか。今回の最大の目的は仲間づくりだったのでとてもうれしかった。さすが上級者の人達、積極的だと思った。

1日目のセミナーが始まる前の夕食も、複数の人が私の所に集まってきてはすぐに質問攻めに合う。これもうれしい限りである。さぁ、1日目のセミナーが午後7時に開始された。ホテル高揚別館の大広間、第一声は「こんばんわ」35名一人ひとりの顔を見ながら、会場を提供してくれた高陽社の服部さん、スタッフの吉村先生、酒井さんを紹介し、スタッフも含めて参加された一人ひとりの体験談を話していただいた。また、酒井さんにはセミナーの様子をビデオカメラやデジカメを使って撮影していただいた。

参加者の体験談は、健康になったこと、仕事に利用していることなど多くを語ってくれた。初日の最後は遠隔気功を受けていただいたが、久しぶりの体感に感動したようである。セミナーのあとは高陽社のすばらしい温泉を楽しんだり、仲間同志で語り合ったり、気功の質問に答えたり、和気あいあいの雰囲気で夜中の12時まで過ごした。

2日目は朝食をすませた後、再び参加者の体験を聞かせていただいた。凄い話が次から次へと出てきた。佐藤気功センターに訪れる方達は病気回復を願うだけではなく、精神性も高めたいと望む人が多いが、岐阜セミナーに参加された人達は、ほとんどこのような想いが強く自信をもって話された。2日目の体験報告は、昨日に比べ22名の参加者が話されたが、体験内容がとても興味深く、インパクトがあったので、みなさんは真剣に聞いていた。参加者には1人2分位と事前に話したものの、時間をオーバしてしまい、次の気功実践の時間に食い込んでしまったほどであった。ようやく、送り手と受け手に分かれての気功実践(やりっこ)を行うが、これもお互いの魂と魂がふれあい、不思議なことがたくさんあったようだ。

その後の遠隔気功はダメオシというべく強烈な体験が続出し満足度100%だったという。上半身の涼しさをはじめて知った、体の透明感を始めて体感できた、もう少しで体外離脱しそうになった、など感動!感動! セミナーも終盤を向かえ、セミナーの修了を告げると、またここでやって欲しいという声が会場内に響き渡った。吉村先生、酒井さんから「僕たちがしっかり事務方をするから、先生はセミナーの内容だけを考えてくれればいい」と言われ今回のセミナーを決断した。あらためて岐阜セミナーは2人のスタッフのサポートがなかったら実現できなかったと思う。そして、岐阜セミナーをきっかけに小さなグループが誕生し、全国に意識のネットワークが広がっていくことを期待している。