佐藤式気功を体験して

K・Yさん 48歳 男性 会社員

佐藤気功との出会いは、「内なる葛藤を洗い流す技術」をできるだけ短期間に習得したくて、スピリチュアルな情報を収集し始めたことがきっかけです。まず、体外離脱というものに興味を持ち、情報を収集してゆくと佐藤先生のホームページに辿り着き、次ぎに著書を読み、これは是非体験してみたいと対面式外気功を申し込んだのが昨年8月でした。

1.佐藤式気功との出会い

それから4ヶ月後に初めて施術を受け、ほぼ1週間おきに5回の施術を受けました。結論から申しますと5回の施術では体外離脱をはたせず、がっかりしましたが、この間に体験できたのは、

  1. 初回のとき、後頭部からの気を受けているとき足が浮きそうになった(多分幽体部分)。この時は、私の受け入れ準備と気功がアンマッチだったのだと思います。その後は先生が気の強さ?を調整されたのか、同じ事は経験していません。
  2. 3回目のとき、中丹田が開いて、拡大気の涼しさを感じ取ることが出来ました。これは不思議で気持ち良い素敵な感覚です。ネガティブな感情が薄れて行く思いがします。
  3. 気の重心の位置を感じ取るのがあまりうまく出来なかったのですが、最終回で、重心チェックをしていただいた時、体の周囲の水平方向の磁場のようなものが膝の下あたりまで垂直にゆっくり降りて行くような感覚がしました。
    規定の5回の施術ではいつも頭の疲労が肩へ降りてきて、それを取り除くまでが精一杯だったようで、気の重心を足裏まで下げるにはいたりませんでした。その後、遠隔や自己トレで足首あたりまでは下げられるようになったようです。まだまだ、当初の目的は達成できていませんが、拡大気を感じ取ることができるようになったことは大きな収穫だとおもっています。

2.上級コースに参加して

最終回の施術の際、思いがけずも上級コース受講の打診をいただき、足裏重心に至らない未熟さを省みず受講させていただくことになりました。上級コースでは、

  1. 自分の技術の未熟さに、他の参加者に迷惑をかけるのではという不安感と、同時に、朝から中丹田から喉のあたりまで涼しく、なにやらわくわくした気持ちになりました。
  2. 初対面の参加者十二名の自己紹介のなかで体験談を聞きながら次ぎに続く、相互施術体験を前に和やかな雰囲気になりました。
  3. いよいよ、受け手と送り手に分かれての実践の場面では、自分に相手の方に伝わる良質の気がだせるか不安でしたが、精一杯真剣に気を送ったところ、受け手の方の気感が優れていたのがよかったのでしょう、感じとっていただいたようです。温かいモード⇒涼しいモード⇒温かいモードでは、霧雨のような気が振りかかってきたというような思いがけない感想を頂戴し、貴重な体験をさせていただきました。
  4. 私が気を受ける際には、気を送る方の手が置かれた両肩が明瞭に温かく、3分間の施術が終了した後もその感覚が残っていたのと、最後の温かいモードでは脹脛のあたりに気の重心が降りてくる感覚を感じ取りました。また、2回目の涼しいモードの施術の際、いままで感じたことのない、背面に、尾底骨のあたりから頭の中まで涼しい1本の細い管が伸びて行くような感じがしました。

今回の体験コースでは、このような得がたい経験ができ、参加の機会をいただいたことに心から感謝しております。