2つの世界で構成されるこの宇宙
「2つの世界で構成されるこの宇宙」はSATOメソッドの日々の進化によって随時変更されます。
2つの世界は内界と外界を指します。この宇宙は霊的宇宙、時空のない非物質宇宙、時空のある物質宇宙を指します。
私たちの肉体や意識体に注ぎ込まれる大いなる生命力はどこから来るのでしょう。(霊的宇宙にいる意識体は「霊」といい、時空のない非物質宇宙にいる意識体は「魂」と呼ぶこともあります。また、区別せず霊魂とかハイヤーセルフという人もいます。SATOメソッドでは意識体と呼んでいます)。
大いなる生命力は大いなる中心から生まれたゆらぎともいえますが、SATOメソッドでは、その大いなる生命力の根源を「Something Great」と呼んでいます。
もう少し具体的に言うとサムシング・グレートの大いなる中心から意識と気が生まれ、ともにエネルギーがあり、意識エネルギーと気エネルギーが融合するとゆらぎが生れます。そして、サムシング・グレートはそのゆらぎが全体にひろがっている世界ともいえます。SATOメソッドではこのように理解しています。
私達の肉体や意識体はゆらぎによって生まれました。私達が住む時空のある物質宇宙もゆらぎによって宇宙が生れ、惑星、恒星が生れ、私達人間や動物、植物、鉱物が生まれました。科学では物質のゆらぎといいます。生まれた私達は学びのためにサムシング・グレートからいのちの栄養「ゆらぎ」をだれをも差別することなく、自由に平等に、永遠に注ぎ込まれ生かされています。
私達が意識を感じるのはそもそも意識と気が溶け合ってゆらぎが生まれ、ゆらぎによって生まれた肉体、意識体だからと思っています。SATOメソッドはそのように理解しています。
「Somethig Great」という呼び方を世の中に広めたのは遺伝子研究の世界的権威である村上和雄先生(筑波大学名誉教授)で、「偉大なる何者か」と唱えています。
SATOメソッドではSomething Greatを内界と呼んでいます。
一方、私達が住んでいる物質宇宙と非物質宇宙と霊的宇宙を外界と呼びました。外界は内界から湧き出たゆらぎから誕生した物質宇宙と非物質宇宙と霊的宇宙です。初期の物質宇宙と非物質宇宙と霊的宇宙は静寂でシンプルな世界でした。
その後、輪廻転生を繰り返ししている内に霊的宇宙の中に高次元(光の部分)世界から低次元(闇の部分)世界までの階層世界ができてしまいました。なぜ、階層世界ができたかというと外界の物質宇宙に住む私達の体験や生き方、又は心の光と影の部分が意識体に記憶され、死後、想念となり霊的宇宙に階層世界として反映されたものと感じます。
スピリチュアル・ヒーリングやスピリチュアル・カウンセリングをしている人達が松果体を使って効果をあげているのは霊的宇宙の高次の意識体と自分の意識体を繋げることができるからです。それができると霊的宇宙の宇宙の叡智から自分の意識体を通じて収縮気と拡大気が頭頂部に入ってきます。一方、松果体が開いてもグラウンディングされない人達は低次元と繋がってしまい、心身の不調を訴えています。グラウンディングを安定するためには自分の意識体と地球の意識体と繋ぐことです。それができると地球の中心の大地の力から収縮気と拡大気が足裏に入ってきます。
霊的宇宙、時空のない非物質宇宙、時空のある物質宇宙はすべてゆらぎの世界ですが、スピリチュアル・ヒーリング、スピリチュアル・カンセリング、気功、瞑想などではゆらぎなどと言わずに一般の人達に馴染みやすい気、波動、情報、宇宙エネルギーなどといいます。
また、意識と気との関係についてはSATOメソッドでは収縮気は意識を身体化する気で拡大気は意識を精霊化する気と捉え、二つの気の働きによって意識が変化することがわかってきました。すなわち、意識そのものは普遍的存在なので自ら変わることがありませんが、二つの気の働きによって顕在意識になったり潜在意識になるのです。
大きな視点でいうと世界が変わるためには、社会が変わるためには、人類が変わらなければなりません。そのためにはゆらぎの環境が変わることです。具体的に二つの気の働きがバランスよくパワーアップし、気の重心が大きく下がることです。そうすれば人類の意識も変わります。このようなことから、私達の体の中、体の外は常に意識と気が影響し合ってるゆらぎの世界ではないかと思っています。
次に私達が住んでいる宇宙には、時空のある物質宇宙と時空のない非物質宇宙が存在していることがわかっていますが、時空のある物質世界には肉体、時空のない非物質宇宙には意識体が存在します。肉体と意識体との間はシルバーコードで繋がって情報交換をしています。この時空のない非物質宇宙で感じる映像は時空のある物質宇宙とまったく同じですが、意識するだけで宇宙や歴史を遡ったり人体の中までも感じてきます。いわゆる時空を感じることのできない宇宙なのです。
なぜ、時空を感じることができないのかは時空が全くないのではなく、ゆらぎの大きさが違うためにそのように感じるのではないかと思っています。さらにサムシング・グレートから湧き出たゆらぎによる時空のある物質宇宙と時空のない非物質宇宙と霊的宇宙は同時に誕生したこともわかってきました。いずれも初期の宇宙は静寂でシンプルな世界でした。
(スピリチュアルマップの説明)
私達が行っている気功、ヒーリング、瞑想などもゆらぎの一つだと思っています。
たとえば、皆さんがよく知っている一般的気功は時空のある物質宇宙にある自然界の気を使って練功を行っています。自然界の気は山や森、林、海、川などにたくさんあり、多くの人が無意識に気を感じています。呼吸法や身体法などを使って積極的に直接肉体に気を取り入れることもできます。一方、スピリチュアル系のヒーリングやカウンセリング、チャネリング、リーディングなどを行っている人は時空のない非物質宇宙の神社/仏閣に祭られている意識体及び霊的宇宙の高次元の意識体とご自身の意識体と直接繋がり、意識体から肉体へと気を取り入れます。SATOメソッドでは時空のある物質宇宙、時空のない非物質宇宙、霊的宇宙と三つの宇宙と繋がる気を外界の気と呼んでいます。もう一つは内界の気です。内界の気はサムシング・グレートとご自身の肉体と直接繋がり、肉体の中から湧いてきます。気の重心が足裏以下に下がるのは内界の気を取り入れるからです。
気の重心が「宇宙の中心の内奥」まで下がった時の3つの魅力を説明します。
1つめは、体外離脱しやすい人は透明な意識体となって、時空のない非物質宇宙を旅したり、さらに内奥に下がって霊的宇宙で高次な意識体(神様のような)と対話したり、一体になったりします。2つめは、体外離脱しにくい人でも、ご自身がそこにいるだけで周囲に良い影響を与えて、感謝されます。なぜかというと内界の気と外界の気によってご自身が大きな光(オーラのような)に包まれている感覚を体験します。その大きな光が周囲をも包み込んだ時に起きます。これは現実的です。3つめは、患者さんの気の重心が「宇宙の中心の内奥」に下がり、安定的に保持されれば、生活習慣病、原因不明の病気など重い病気や難病などに効果を発揮する可能性がとても高いです。
私達の肉体/意識体がどのように生まれたか、について説明します。
時空のある物質宇宙、時空のない非物質宇宙、霊的宇宙はサムシング・グレートから放出されたゆらぎによって同時に創造されました。サムシング・グレートの中は大いなる中心から生まれた意識と気が溶け合っている世界ともいえます。もっとも輝いているゆらぎの世界ともいえます。また、臨死体験をされた脳外科医アレグサンダ先生の言葉を借りればサムシング・グレートを「コア」という呼び方もできます。サムシング・グレートから出たそれらのゆらぎが意識あるエネルギー体になります。それが意識体です。意識体Ⅱの誕生です。そして、そこから霊的宇宙での生活が始まります。しばらくすると霊的宇宙にいた意識体Ⅱがゆらぎの大きさの違う時空のない非物質宇宙に移動しようとします。移動するときに時空のある物質宇宙にいる肉体を選択します。肉体は時空のある物質宇宙が創造されたあとに生まれたものです。また、時空のない非物質宇宙に移動するときに意識体Ⅱのゆらぎ方を変化させながら時空のない非物質宇宙に対応したあたらしい意識体が生れます。意識体Ⅰの誕生です。そのあとにあたらしく生まれた意識体Ⅰと選択した肉体をシルバーコード(光の帯)でつなぎます。肉体/意識体Ⅰの誕生です。
光のゆらぎがまばらになると病気になる、について説明します。
私達の肉体は原子でできているといいます。原子の大きさは10のマイナス10乗メートル、クオークの大きさは10のマイナス17乗メートルといいます。さらにプランクスケールの大きさは10のマイナス35乗メートルといい、宇宙誕生直後の大きさといいます。SATOメソッドを使ってプランクスケールの大きさと宇宙誕生前のスケールを映像化し、比較してみました。後者は前者に対して比べようもない程、極小のゆらぎの世界でした。まさにサムシング・グレートの世界です。すなわち、宇宙論で捉えている宇宙誕生前の量子ゆらぎはサムシング・グレートだったのです。サムシング・グレートは意識と気が溶け合っているゆらぎの世界でした。
SATOメソッドは内界の気と外界の気を利用しますが、すべてがゆらぎであることがわかってきました。内界の気は直接的な気で特別な経路を使ってサムシング・グレートから直接私達の肉体に入り湧き上がってきます。外界の気はサムシング・グレードから出た間接的な気で霊的宇宙→時空のない非物質宇宙→時空のある物質宇宙を経由して私達の肉体に入ってきます。具体的には霊的宇宙の高次な意識体Ⅱ→私達の意識体Ⅰ→肉体です。精神世界ではこのような流れを宇宙の叡智から入ってくるといいます。一方、私達の意識体Ⅰと地球の意識体Ⅰと繋がり地球の中心から肉体に入ってきます。こちらは大地の力から肉体に入ってくるといいます。
そのときの様子を映像化すると、まさにゆらぎでした。修復可能な細胞を映像化すると細胞が少し変形したり動きが悪いようです。一方、細胞を覆っているゆらぎをコネクトするとゆらぎが密の部分とまばらな部分がばらばらになっているのが見えました。このように患部を2種類の方法で映像化できることがわかってきました。次に修復不可能な細胞群に関しては、細胞の変形が大きく、動きも鈍くかたい感じに見えました。一方、ゆらぎをコネクトするとゆらぎがかなりの範囲でまばらになっているように見えました。SATOメソッドはこのような状態のときに「浄化・再生」をコネクトすると微細なゆらぎが患部を覆っているように見えます。そして、まばらになっているゆらぎが徐々に密になっていく様子が見えました。さらにゆらぎが広範囲にきちんと密になっていくと細胞も修復されていくものと思いました。
新しいエネルギー・ヒーリングについて説明します。
SATOメソッドはエネルギー・ヒーリングに属します。
1990年に誕生したSATOメソッドは体外離脱を想起する特徴でありながら「佐藤式気功法」と言っていました。当時は気功ブームで、スピリチュアルなことに関して知られていないだけではなく、周囲の人達に抵抗感があり、宗教として見る人もいたからです。
そのためスピリチュアルを科学的に表現できないかと1991年に脱サラして、1年後にスピリチュアルを研究する団体や大学の門を叩き、SATOメソッドをアピールしました。特に国立大学の電気通信大学の佐々木茂美先生の研究室がSATOメソッドを受け入れました。
佐々木先生は気や特異効能(超能力)を研究している学者で、体外離脱に大変興味を持っていただき、共同研究をすることになりました。その時はスピリチュアルな名称ではなく佐藤式気功法と名付けました。体外離脱を想起する気功法として紹介され、学術論文にもそのように明記されました。その後、複数の大学と体外離脱、遠隔気功、生きがい感/死生観に関する共同研究をしてきましたが、すべて佐藤式気功法として論文に明記され紹介されてきました。
それから10数年経ち、10年前から佐藤式気功法は論文作成時に限定して、エネルギー・ヒーリングに近いSATOメソッドと改名しました。
SATOメソッドから見たエネルギー・ヒーリングは霊的宇宙にいる高次な意識体Ⅱ(霊体)と私達の意識体Ⅰ(ハイヤーセルフ)とつながり、意識体Ⅰで受けた気をシルバーコードを通じて肉体の頭頂部へ送られてきます。これらは宇宙の叡智との繋がりです。一方、私達の意識体Ⅰと地球の意識体Ⅰとつながり地球の中心から気が肉体の足裏へ送られてきます。これらは大地の力との繋がりです。SATOメソッドではそれらを外界の気といいました。
それでは90年代のエネルギー・ヒーリングと現在のエネルギー・ヒーリングとはどこが違うのでしょうか。21世紀に入ってからは霊的宇宙の内奥にさらに大いなる宇宙があることがわかってきました。SATOメソッドはその宇宙をサムシング・グレートということにしました。(筑波大学名誉教授である村上和夫先生が提唱した名称を引用させていただいています)
サムシング・グレートを知ることになって、サムシング・グレートから直接私達の肉体に入ってくる直接的な内界の気とサムシング・グレートから霊的宇宙→時空のない非物質宇宙→時空のある物質宇宙を経由して私達の肉体に入ってくる間接的な外界の気があることがわかってきました。現在は内界の気と外界の気を使うことで90年代のエネルギー・ヒーリングとはパワーや働きが違うことがわかっています。
サムシング・グレートと直接繋がっている「内界の気」は具体的にどのようなことをしているのかいくつか紹介します。
一つめは、90年代のエネルギー・ヒーリングは気の重心が「丹田」でしたが、現在は「宇宙の中心の内奥」まで下がります。実は「内界の気」が気の重心を宇宙の中心の内奥まで下げていたのです。すなわち、90年代のエネルギー・ヒーリングは外界の気(宇宙の叡智・大地の力)だけでしたが、現在のエネルギー・ヒーリングは内界の気が加わり、特に「浄化・再生モード」に進化してからは、より活発化し、パワーアップしたので、気の重心も宇宙の中心の内奥まで下がったものと思われます。尚、内界の気は肉体の下丹田・中丹田・上丹田に直接入って湧きあがりますが、内界の気がパワーアップすればするほど外界の気もパワーアップすることがわかっています。
二つめは、皆さんは常に意識を感じています。肉体という衣服を着ながらでも意識はあります。一方、臨死体験報告の中に瀕死の状態でベットに仰向けになっている肉体を意識体が天井から見下ろしている場面がありますが、その時は肉体から意識体に意識が変わっています。実は意識が肉体になったり意識体になったりするのは「意識体」が収縮気と拡大気を使ってコントロールしています。さらには内界の気が外界の気をサポートしながらコントロールしていることもわかってきました。
三つめは、気の重心が宇宙の中心の内奥まで下がって深い瞑想状態になっても「意識」がぶれることなく、現実離れすることなく、日常生活やビジネスができるようにしているのも「内界の気」が活発化し、外界の気をコントロールしているからです。
四つめは、サムシング・グレートから三つの宇宙(時空のある物質宇宙・時空のない非物質宇宙・霊的宇宙)が創造されたことと同じく、個々の肉体と意識体(Ⅰ・Ⅱ)もサムシング・グレートから創造されました。
体外離脱し、「Something Greatと一体化する体験」が人類の意識進化に
SATOメソッドの体外離脱体験は気の重心を「宇宙の中心の内奥」に下げることから始まります。SATOメソッドでコネクトすると肉体感覚が喪失し、意識体感覚に切り替わります。まさに体外離脱準備感覚です。そのあとはヘミシンクや金縛りのあとに体外離脱する場合と同じく上昇していきます。しかし、安定感は違います。理由は内界の気によって気の重心が「宇宙の中心の内奥」まで下がるからです。SATOメソッド以外の体外離脱は気の重心は「丹田」ですが、松果体が覚醒して上昇していくのです。SATOメソッドによる本格的な体外離脱は「トンネル体験」をすることです。
具体的には、体外離脱体験が起きる前にかならずトンネルのようなイメージが出現し、自分がそのトンネルの中に入っていく感覚になります。トンネルの中は小さなゆらぎではあるがスピード感のある感覚で通過します。
このトンネルを私は第一トンネルと呼んでいます。第一トンネルは時空のある物質宇宙と時空のない非物質宇宙の間にあります。
この第一トンネルを通過すると、壮大な宇宙や大自然のゆらぎの中にいる自分に気付き、その時トンネルの全体像を見る場合もあります(長くて細い紐のような形をしている)。そこでは天の川銀河に遭遇したり、さらに深い宇宙の内奥に入り、銀河集団や泡宇宙の全体像を見たりすることもあります。あるいは過去に遡って歴史を探訪したり、体の中に入って様々な臓器や器官、および細胞などを垣間見ることもあります。スピリチュアルマップでは時空のない非物質宇宙になります。
次に、第一トンネルを通過した後にゆらいでいる宇宙や大自然に第二トンネルが出現します。これは臨死体験で体験するトンネルにとても類似しています。第二トンネルの中は第一トンネルに比べるとゆっくり、大きなゆらぎを感じさせるトンネルです。第二トンネルは時空のない非物質宇宙と霊的宇宙の間にあります。
この第二トンネルを通過したあとは、第一トンネル通過後の宇宙よりゆらぎが大きく、さらに精神的で深遠な内面を映し出す世界となります。体験者は、自分の魂の鼓動や、深遠な宇宙の振動を感じながら、霊的宇宙の各階層の意識体と一体になる自分を発見します。その後、階層を限りなく上昇していくとサムシング・グレートに到着します。サムシング・グレートの中は大いなる中心から生まれた個々の意識と収縮気と拡大気が溶け合っているゆらぎの世界で、自分がなぜ肉体や意識体を創造し、背負い、肉体と意識体とのバランスのとれた生き方をしなければならないかを知ることになります。なお、安定的に体外離脱体験をするためには、気の重心が宇宙の中心の内奥のうち、「サムシング・グレート」にグラウンディングされることです。
SATOメソッドによる体外離脱は、トンネル体験をしてイメージの世界を垣間見るのが特徴ですが、一般的なイメージに比べ、浮揚感もあり、あたかも空を飛んでいるような感覚です。しかし、臨死体験時のような肉体感覚、現実感覚が100%喪失し、イメージの世界を垣間見る感覚ではありません。体外離脱中でも肉体に触れると肉体を感じます。しかし、触れてないときは肉体感覚はなく、意識だけです。さらには約2時間の体外離脱実験のあとに報告されたのは、体験者は疲れることもなく、体は熟睡した後の感覚といいます。実験が終わって現実に戻っても体の重さはなく軽い感覚を維持していられるのは気の重心が「丹田」ではなく「宇宙の中心の内奥」だからです。当然のことながら臨死体験したあと現実に戻った時の肉体的苦しさはありません。
「人類の意識の進化はこのような体験から生まれるものと考えています」
SATOメソッド(佐藤式気功)は、病気の癒しのほかに自己啓発を高めることができる。
体の病気や心の病気、実力を発揮できない、アイデアが浮かばないなどは、パワーが欠如しているためなのです。パワーを発揮できない原因は、頭、体、目の使いすぎ(交感神経過度の緊張)、いわゆるエネルギーの消耗にあります。脳波でいえばベータ波の使いすぎです。
常に気力、体力が充実している人は副交感神経を優位にし、体内にパワーを取り入れながらパフォマンスをしています。一般的に副交感神経を優位にするとは、「熟睡できる」、「リラックスしながら仕事ができる」、「楽しく食事ができる」などのことをいいます。しかし、多くの人はなかなかそれができません。
SATOメソッド(佐藤式気功)では、このような人達に気功を行うことにより、体内にパワーを湧き上がらせ、自分の力を100%発揮できるようにするものです。
具体的には、「浄化・再生モード」で、収縮気優位でアルファ波が優位になり、拡大気優位でデルタ波が優位になります。さらには深い瞑想状態になったり、気の重心が足裏以下になるとアルファ波、シータ波、デルタ波が前頭葉に同時に現れ、このとき体内に絶大なパワーが湧き上がってくるので、余裕のあるパフォマンスが発揮できることになります。
今後、自己トレーニングで,このような身体感覚を維持できれば、パワートレーニングだけでおこなってきた各種スポーツに、新しいい「風」が吹くのではと期待されています。