自分の使命に気づき、今後の医療の発展のために尽くしたい

横山栄一さん 36歳 整体師 横山総合施術院

私が小学校の四年生のことです。そばでクラスの友達が先のとがった1メートルほどの竹を振り回して遊んでいました。つぎの瞬間、その友達が投げた竹の先が、誤って私の眉間に刺さってしまったのです。あと数ミリ深く刺さっていたら死にいたるほど、物凄い出血とともに意識は遠のいていきました。

病院での処置の後、大事にはいたらなかったのですが、それから三ヶ月以上、眉間が痛み夜も眠れない日が続きました。痛みがおさまってきた頃から今度は、夜になって部屋が暗くなっても目を閉じると明るく光がまぶしいことに気が付きました。その頃から家族には見えないものが見えたり、声が聞こえたり、透視のようなことができたり、自分は頭がおかしくなってしまったのかと悩み、このことは家族や周りの人には言ってはいけないことだと子供ながらに思っていました。苦しい日が続いたある日、ふと自分の手をみながら「これはなんだ!」と手のひらをボーっと見つめていましたら遠い記憶がよみがえってきたのです。美しいエメラルドグリーンに輝く星が見えてきました。なんとも不思議な懐かしい気分になったことを覚えてます。

それから何十年もたち、いつしかそんな記憶はすっかり忘れてしまっていました。大人になった私は、あの時の怪我がきかっけなのかは定かでありませんが、自分の体を瞬時に治せる能力をもっていました。体育の授業で跳び箱から落ちて股関節を痛めたときどこの接骨院や病院でも治らなかった骨が、意識を集中すると動き出し治癒したのです。この感覚を思い出し、この力をつかって痛みや病気で苦しむ人を治したいと思いました。人は自分の身体を自分で治癒できるという能力を誰でも持っている事を子供の頃から自然になんの疑いもなくもっていました。電気系会社を継ぐために工科大学まで出してくれた両親の反対をおしきって施術家の道を選びました。しかし、患者様はどんどん増え癒されるのになぜか自分の体調は悪くなってしまうのです。エネルギーの消耗が激しく心配した妻の強引なすすめで佐藤式気功を受けることになりました。ここから先生や奥様と出会いが始まりました。

佐藤先生の気功を数回受けたあるの夜の事、突然、あの子供の頃の記憶がよみがえってきたのです。自分がどんな存在だったか。私は光の球体(意識体)だったのです。ひとつの光の球体(意識体)が私のそばにきて「地球にむかうよ」と言うのです。今の妻です。(笑)他にも沢山の意識体が地球に向かっていきました。私はこのときの記憶が強く甦ってきて涙がでました。なぜならこの時、私は「地球には行きたくなかった」と言う感情が甦ってきたからです。しかし、妻をはじめ地球を守るため他の惑星からきた者(光の球体)たちまでも、地球を目指すというのですから行かざるえなかったのです。今でも「感情」が鮮明に残っています。

「生きる力がわいてくるスピリチュアル気功」より引用 佐藤眞志著 ハート出版