上級者実践コースで得られたこと

須藤一美さん 31歳 女性 歯科医師

昨今、佐藤気功センターには西洋医師が多くお見えになります。歯科医師も比較的多い中で、須藤さんは、歯科の領域に佐藤気功を活用し、患者さんに健康と幸せを感じていただいているようです。今後、佐藤気功が目指している「体・心・たましい」三位一体の医療、全人的統合医療を推進して欲しい一人です。

◆上級者実践コースを受けて

上級者実践コースを受けてよかったと、今とても感謝しております。平成17年9月に対面式を終えて、自己トレーニングはしていましたが、自分が本当にできているか自信が持てず、上級者実践コースを受ける資格があるか悩んでいました。しかし、1日目。集まった仲間と言葉を交わす中で、皆さん同じような気持ちを抱いていることを知り、少し安心しました。そして、まずは何も考えずに集中してやってみようと思い、取り組みました。佐藤先生の師事のもとで、自動モードを行ってみたり、気の重心の位置を確かめたり、お互いに感想を伝え会う中で、本当にできているみたいだという希望が湧いてきました。

そして、2回目、3回目とその日を目標にして、自己トレーニングに励みました。実習の中で遠隔にも取り組みました。確かにできているという実感が更に強まりました。面白かったのは気の性質が一人一人違うということです。複数で行うと混ざり合ったりして、いろいろと楽しめました。それから、気の重心を下げていく過程の不思議と、下がれば下がるほどに安定感が増す素晴らしさを体感いたしました。

3回目の終了時には、サムシング・グレードからの贈り物としてみんなの個性の素晴らしさ、そしてそれぞれの特質や好きなものと生かしてお互いに尊重することで、輪がどんどん広がっていくという認識を得ました。そして、ありがとうという感謝の気持ちでいっぱいに満たされ、みんながいつもつながって愛にあふれている喜びを感じました。とても素晴らしい体験でした。

話はさかのぼりますが、私は歯科という仕事を通して、いかに来て下さる方々を癒していけるかどうかを日々模索していました。そんな中、本屋でふと目にしましたのが「スピリチュアル気功」でした。今、その出会いに本当に感謝しています。

人を癒すよりもまず自分がいつも安定した状態にあることの大切さを教えていただきました。そして、私も患者さんを通して人に働きかけることで、自分も癒される喜びを知りました。まさにつながっているということでしょうか。自己トレーニングをしているよりも人へ働きかけるお手伝いをしている時の方がより実感があり癒されます。今は、歯科治療をしながら自動モードで試みています。患者さんもリラックスして下さいますし、治療後の晴れ晴れとしたようなお顔を拝見できるのが楽しみです。(目の輝きが違うのです)

上級者実践コースを受けて良かったこととして、何よりも同じような志を持つ仲間と目に見えない世界を表現して分かり合おうとする過程を得られることです。年齢や性別を越えた魂の交流をしているようで、まさに魂が喜んでいるように感じました。佐藤先生の世の中を良くするために、気を解明されようとする努力と、受講生一人一人に対する細やかな心遣いにも感銘を受けました。コース終了後の座談会はさらに盛り上がり、様々な立場の人が世界を浴したいという思いで集まり、話し合うということの素晴らしさをしみじみ感じ入りました。

◆突然の父の他界によって気づいたこと

さて、話は変わりますが、もうひとつお礼を申し上げたいことがあります。実は8月13日に父が他界致しまして、とても辛い経験でありましたが、今はお蔭様で心が安定しています。13年間、パーキンソン病と共にあった父ですが、それこそあらゆる民間療法を試し、頑張っておりました。今年に入りましてから、当初冬のみの療養予定であった温泉病院の生活が長引いておりました。その間にも遠隔を試しておりましたが、7月にこちらの病院に転院してまいりました。辛い病状が落ち着きまして自宅に戻り、その際にはふるえがひどい時に気功を行いますと、とても安定した状態になり少しは役に立てるとうれしく思っていました。

私は父が治るものだと完全に信じきっていたもので、病状が悪くなっても一時的なものだとタカをくくっていました。パーキンソン病で急死することはまずないことです。しかし、それは突然に訪れました。他界する4日前から暑さのせいか病状が悪化し、再入院を考えていた折のことでした。こんなにもあっけないものかとひどく悔やみました。もっとできることがあったのではないか、もっと側にいてあげれば良かった。そうしたかったと。けれど、父の「あっ」というような天使を見つけたかのように顔をよくよくみたら、辛いけれども今は「もう父は幸せになったのだ。今まで本当によく頑張ったのだ」と思えるようになりました。

父は生前、「寝たっきりにはなりたくない。最後までしっかり自分の力で生きて、ポックリいきたい」としきりに申しておりました。その願いを父の強靭な精神力でかなえたのだと思います。最期には母と2人きり、しっかりと2人のつながりを深めて今世での課題が終了したようでした。

人の死は決して罰ではないとしみじみ思いました。卒業証書に過ぎないと。私はその人が幸せになるお手伝いをすることで、それがどのような形であろうと真心こめて接することが大切なのではないかと思います。病が治るのも治らないのも、もっと大きな流れの中にあるような気がします。人の力で何とかできることもあるでしょうし、どうにもならないこともある。けれどそれでいいと今は思えるようになりました。

最後は全く個人的な話になってしまいました。しかし、佐藤気功のおかげでこのような考えに至った気がします。魂のレベルで考えればいつもつながっているのだと思えます。これからも人々がより幸せになれるお手伝いをさせていただきたいと思います。佐藤先生、奥様のあたたかい励ましに触れられて、本当に心地よく、感謝の気持ちでいっぱいです。どうぞ今後ともよろしくお願いします。