大いなる宇宙の生命とつながるとき

黒澤弘一さん 41歳 男性 声楽家 セラピスト

黒澤さんは心身ともに健やかな男性ですが、子供の頃から不思議な体験をしています。それは、こぶし大くらいの球体がいつも自分の体の前にあることを感じていて、その球体に意識を向けると、何ともいえない安心感とやすらぎを感じていたと言うのです。

成長してからは、その球体が宇宙大に拡大していって、そのやさしさに自分がいつも包まれているという感覚を持っていたそうです。しかし、現実的なことばかりにかまけていると、ときとして頭痛がしたり体調を崩したりするので、どうも不思議に思っていたとのこと。

なぜ、このようなことが起きるのか、できれば科学的に解明したいというお話でした。

私は当センターの、気と心身との相関を示す実験データ等をお見せするとともに、黒澤さんのような現象に関する科学的な解釈というのは聞いていないけれども、佐藤式気功を体験する事で、自分自身が納得できる答えを見出だせるのではないかとお答えしました。

そこでさっそく気功を始めました。黒澤さんは子供の頃から気を感じやすい方でしたので、2~3分で体外離脱をしました。

――第一のトンネルを抜けると、高層ビルの上に自分が浮いていることに気がつきました。それからいくつも第二のトンネルが姿を現しました。その中の一つのトンネルの中に入っていき、そこを抜けると、深い山々が見えました。ふと山の頂上に意識を向けると、一つ一つの山に菩薩が立っているのです。その時えもいわれぬ幸せな気持ちが湧いてきました。その後、いくつかの山々の上を越えて昇っていくと、極楽浄土のようなまばゆい黄金の光に包まれた宇宙世界に自分がいることを感じました。その世界のもっと内奥に意識を向けると、巨大なホールが見え、そこに向けて自分がまるで溶け出していくような感覚で移動しました。すると、今までの黄金色の光からダークブルーの宇宙へ、世界が一変しました。その時、先に見た黄金色に輝く世界は、ある惑星の中であったことがわかったのです。